インドの大学のレベルの見方とは?
——優秀な人材を見極めるための判断基準と、現地大学との直接連携の重要性
はじめに
「インドの大学はどこが良いのか?」「どの大学を採用対象にすべきか?」
日本企業からこのような質問をいただくことが増えています。
しかし、インドの大学制度や教育水準は非常に多様で、単純なランキングでは判断が難しいのが実情です。
本記事では、インドの大学を評価するための基本的な見方や現地情報をわかりやすく紹介し、最後に弊社のインド人材紹介サービスIndiGateが提供する“現地大学からの直接採用モデル”についてご紹介します。
IndiGateは、インドの有力大学・教育機関と直接連携し、優秀なインド人材を日本企業へ橋渡しする“インド人材特化”の採用支援プラットフォームです。現地での育成から日本就業まで一貫してサポートし、エンジニアを中心とした高度人材の確保を実現します。日本企業の慢性的な人材不足に対し、質の高い即戦力人材をスムーズに届ける仕組みを提供しています。
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インドの大学制度の基本構造
インドには、1,000を超える大学(University)と約4万校のカレッジ(College)が存在します。
その中には、政府直轄のトップ大学から民間の地方大学まで、レベルの幅が非常に広いのが特徴です。
代表的な分類は以下の通りです:
| 種類 | 特徴 | 代表校例 |
| 中央大学(Central University) | 政府直轄、全国から優秀層が集まる | Delhi University、Jawaharlal Nehru University |
| 国立技術系大学(IIT/NIT) | 日本でいう東大・東工大クラス。理系トップ層。 | IIT Bombay、IIT Hyderabad、NIT Trichy |
| 州立大学(State University) | 各州が設立。地域密着型で中堅層が多い | Anna University、Osmania University |
| 私立大学(Private University) | 近年急増。教育・設備投資が活発 | Woxsen University、Chennai Institute of Technology、SRM University |
大学レベルを判断する4つの基準
- NAAC(National Assessment and Accreditation Council/全国評価認定評議会)のグレード
- インド版「大学認証制度」インドにおける高等教育機関(大学・カレッジなど)を対象とした「評価・認証(アクレディテーション)」を行う公的な自律機関です。
- グレードはA++〜Cのランクで教育・研究の質を評価しています。
- 優良校は A以上が目安です。
- NIRF(国家機関ランキング)
- インド教育省による年次大学ランキング。研究・雇用実績・施設水準などを総合評価。
- 信頼性: 政府主導のランキングであるため、インド国内の教育機関が最も重要視し、学生や企業も信頼を置く指標です。
- 評価基準: 単なる学力だけでなく、以下の5つのパラメーターを総合的に評価しています。
- 教育・学習資源 (TLR)
- 研究・専門性・イノベーション (RP)
- 卒業実績 (GO)
- 多様性と包括性 (OI)
- 大学の認知度 (Perception)
- 活用: インド国内での就職や採用市場において、大学の信頼度を示す指標として活用されています。
- 企業採用実績・Placement Record
- 大学毎の卒業後の就職率・企業提携数を確認。
外資系企業とのつながりが強い大学は教育水準が高い傾向があります。
- 日本語教育・グローバルプログラムの有無
- 日本企業と連携している大学、または日本語クラスを導入している大学(例:Chennai Institute of Technology, Woxsen University)は、日本就職適性が高い。
- 日本企業と連携している大学、または日本語クラスを導入している大学(例:Chennai Institute of Technology, Woxsen University)は、日本就職適性が高い。
現地採用のポイント:ティア2大学の重要性
IITやNITなどの一流校は確かに優秀ですが、日本企業にフィットする人材は必ずしもトップ校だけではありません。
IndiGateが注力する Tier-2(ティア2)大学——例えば、Chennai Institute of Technology(CIT)やWoxsen Universityなどでは、
- 英語・日本語両方のコミュニケーション力
- 日本文化・ビジネスマナー教育
- 長期インターンによる実務経験
といった「日本就労に必要な基礎力」を身につけた学生が多くいます。
IndiGateではこれら大学と直接連携し、インターンから採用まで一貫した育成プログラムを提供しています。
IndiGateの強み:現地大学との直接連携採用
IndiGateは、インド各地の大学・教育機関と正式提携し、日本企業向けの人材採用プログラムを展開しています。
- 現地大学ネットワーク:Chennai, Hyderabad, Coimbatoreなど南インドの大学を中心とし、インド各地の大学との連携
- 日印共同教育:日本語クラス・ビジネスマナー教育・N3対策
- End-to-Endサポート:採用前トレーニング、ビザ手続、生活支援まで一貫管理
- 大学との信頼関係:現地訪問・イベント・インターン派遣を通じた協働体制
これにより、「大学のレベルだけでなく、実際に日本で活躍できる人材」を可視化し、企業に直接紹介することが可能です。
まとめ
インドの大学レベルを単にランキングで見るだけでは、人材の適性を判断することはできません。
重要なのは「日本企業との親和性を持つ教育環境」と「現地大学との信頼ネットワーク」です。
IndiGateは、その両方を兼ね備えた現地採用モデルを通じて、
企業に最適なインド人材を直接・確実にご紹介しています。
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インド現地大学との連携採用やインターン受け入れをご検討の企業様は、
ぜひ一度 お問い合わせください。
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