こんにちは!
日本に興味を持っているサンジャナです。
文部科学省の奨学金により名古屋大学での1年間の留学を経て、2023年9月に日本から帰国し、現在はIndobox Inc.でインターンとして働いています。
まず、自己紹介から始めたいと思います。私はインドのマハラシュトラ州に位置するプネという町に住んでいます。プネは、日本語教育機関が増えつつあり、インド国内で徐々に人気を集めている場所です。私が日本語を学ぶきっかけは、父が日本文化に興味を持っており、それが私に日本語を学ばせる契機となりました。日本語の学習を始めるうちに、言語と文化に対する興味が芽生え、最終的には日本語を専攻することを決意しました。
今、私のクラスメイトたちも、将来的には教育や仕事の分野で日本を訪れることを夢見ており、その実現のために文部科学省からの奨学金を獲得するために努力しています。大学の選抜された学生は、文部科学省の奨学金試験に応募する機会を得ることができます。
私自身、名古屋大学で学び、その機会に感謝しています。名古屋大学では、日本語の上級クラスで学び、1年間の研究を行いました。私の研究テーマは、在日インド人に関する日本人がもっているステレオタイプについてでした。また、プネの大学で大阪大学の学生と交流の機会があり、インド人について日本人がどのように考えているかを知りたかったので質問をしました。その中で、一部の学生がインド人を「しつこい」と感じていることが明らかになり、私は少し驚きました。この出来事が、私の研究テーマを確立するきっかけとなりました。
最後に、インド人の人口は世界最大であり、今後ますます多くのインド人が日本を移住先として選択する可能性が高まるでしょう。私の研究の目的は、日本人がインド人に対して抱くステレオタイプや考え方を理解し、また異文化理解を促進し、ネガティブなイメージを改善する方法を探ることでした。このコラムでは、私が留学生として研究の結果や、日本での経験を通じて得た洞察や、日本が私の人生にもたらした変化についてお話ししたいと考えています。日本で学び、生活する機会を得たことに対して、私はいつも感謝しています。
これからもよろしくお願い致します。